ハレ婚について思うこと
ハレ婚を読んでまず思ったことは、この男の何がそこまで惹きつけるんだろうという疑問でした。
両親のお店を畳ませたくない一心で、
借金の肩代わりに龍之介に嫁ぐ小春が主人公なのですが、
そもそも龍之介は既に2人の妻がいるのです。
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何と主人公達の住む地区は一夫多妻制が許可された特別な場所であり、
この制度をハレ婚と言います。小春はその新制度を知らず、
当然2人の妻を持つ龍之介に嫁ぐことを嫌がりますが、
借金を返してあげるという龍之介の甘い言葉に落ちて、
利害を求め結局は嫁ぎました。
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龍之介の1番目の夫人は家事が得意な柚子に、
龍之介に従順な2番目の夫人まどかがいます。
性格に難はありますが、龍之介に対しては気立てもいい美女の2人。
そんな2人を妻に持つ龍之介って一体……と思いますが、
漫画を読んでいると確かに色気と優しさのあるイケメンです。
彼のモットーは奥様は平等に愛することなので、
妻達に対しては分け隔てなく接します。
夜は入れ替わり龍之介と眠ると決まっているのですが、
小春を除いた妻達はお互いに知ったしつつも、
我慢して自分の番が来るのを待ちます。
まるで王宮のハーレムのような世界なのですが、
愛憎劇というよりは奇妙な同居生活といった感じです。
青年誌に掲載されていることもあり、
これは女性にとってどんな男性がモテるのかを書いた指南書を見ているような気分になります。
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漫画「ハレ婚」1話を読んだ感想です。
主人公の小春は付き合っている男性に奥さんがいることが判明して東京を後にしました。
バスの窓から春巻を投げ捨てるシーンは面白かったです。
相手の男性の名前と組み合わせた子供の名前が春巻と同じというのも笑えました。
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食べ物に罪は無いのですが見たくもない気持ちは分かります。
彼女がこれまで東京で付き合った男三人はすべて結婚していました。
もう男は信じられないと実家に戻った彼女は病院へ父親の見舞いに行きました。
小春の故郷では特殊な条例があるらしく奇妙な関係の家族を見かけます。
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夫婦のようなカップルと子連れの母親のセットがチラリと姿を見せたシーンが気になります。
重婚のようなものなのかと私は想像しました。
父親の病院に行った小春は長髪の謎の男に抱きつかれました。
家族の反対を押し切った彼女は実家の喫茶店で働き始めます。
元彼からの連絡を拒否する小春に対して幼なじみ達は既婚者と結婚すれば良いとアドバイスしました。
ハレ婚とはやはり既婚者と重ねて結婚できる特殊な制度であることが分かりました。
喫茶店に病院で見た長髪の男がやってきました。
男は小春にコーヒー代の五円玉をにぎらせて意味不明のことを言います。
しかし彼女は図星をつかれたかのように動揺します。
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漫画「ハレ婚」2話を読んだ感想です。
実家に戻って喫茶店を手伝うことに決めた小春は母親から借金があることを告げられました。
当初から母親が小春の手伝いに反対している理由が分かりました。
父親が他人の保証人になって、店も家も差し押さえられそうだということです。
美しい観光地と厳しい現実の対比がせつない感じです。
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小春は女優のように美しいまどかという女性を見かけました。
そこへ長髪の男が現れます。
彼は病院で小春を抱きしめて店では五円でコーヒーを飲んだ謎の男です。
男は物事を正当に評価するという意味深な言葉を残しました。
小春の家の借金を知った男は財布を取りに帰ります。
再び店に来た男はギャル風の女性を連れてきています。
この時の小春の戸惑いが適切です。まどかは男を夫だと言っています。
しかし男はギャルとイチャついて来店しているのです。
通常は修羅場になる状況です。
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男は龍という名前のようです。
彼は紙袋に入った札束をカウンターの上に出しました。
コーヒー代を前払いすると言っていますが借金の返済を肩代わりするという意味です。
彼ははまどかとゆずという二人の妻を小春に紹介しました。
ゆずが第一夫人、まどかが第二夫人です。彼は小春を第三夫人にすると言ってプロポーズしました。
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漫画「ハレ婚」3話を読んだ感想です。
小春は自分を三番目の妻に迎えたいと言う龍の傲慢さに怒り出しました。
彼の女をなめた態度に小春は王様かと言って罵りました。
するとゆずは龍は伊達家の王なのだと言い返します。
小春はハーレム婚を知りませんでした。
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日本では地域限定の一夫多妻制度が実現していたのです。
この設定は興味深いと思いました。地方では働き盛りの男性が都市部へ流出してしまいます。
女性の比率が高まれば奥さんを多く持つ合理性が生まれます。
実際に出来るかどうかは別にして数の上では合っているのです。
ちなみに都市部では逆のパターンでひとりの妻に多くの旦那というのも考えられます。
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ハレ婚の説明をする幼なじみがフォークリフトに乗っているシーンが印象的でした。
肉体労働系の仕事を女性がこなしているのがポイントです。
この地域では女性の比率が多いということの表現ではないかと思いました。
龍は自信満々で小春を説得できると思っています。
金で釣られていると思った小春はネギで彼の頭を叩き追い返しました。
彼女はハレ婚そのものに反対です。浮気男に都合の良い制度だと考えています。
そして龍がお金を出してきたことにも腹を立てています。
恋愛関係で口説くならもっと違った反応だったのかもしれないと私は思いました。
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漫画「ハレ婚」4話を読んだ感想です。
友人夫婦の家に遊びに来ている小春はハレ婚を実現した市長の大津一基に怒っています。
いくら少子高齢化を解消するためでも一夫多妻制をこの地域だけ行うと女好きの男が集まってしまうと彼女は思っています。
たしかに地域限定ですので全国から妙な男性が移住してくる可能性はあります。
ハレ婚ではお金が支給されるという説明がされています。
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古い家なども与えられるためお金がない人でも結婚できそうです。
小春はゆずとまどかについて考えています。彼女らはお金に困っている風には見えないのです。
龍もそれほど良い身なりをしていないので、やはりリッチで無くても一夫多妻制は利用できそうです。
しかし残る謎は紙袋の札束です。
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友人の説明では希望して制度を利用している人も多いようです。
結婚などの家族制度は本人たちが望んでいればどのような形でも良いという考え方もあるのかなと思いました。
小春の母親は店のお酒を飲んでいます。
来週までにお金が用意できないと店が借金で差し押さえされる予定です。
小春は龍の出した大金に心がグラついてしまいました。
家族を救うために自分が犠牲になれば大金が得られるのです。
しかし見ず知らずの龍と複数の奥さんとの共同生活が待っています。
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漫画「ハレ婚」5話を読んだ感想です。
龍と呼ばれる男の連絡先を知るために小春は病院の父親のもとへ行きます。
男の名前は龍之介ということが分かりますがアドレスなどは不明でした。
小春は父に借金がなんとかなるかもしれないと話します。
龍之介は病院へ毎日のように見舞いに訪れているようです。
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父は彼のファンだと言っていますが、ここで気になるのは父親と彼の関係です。
何の親族関係も無いのに毎日見舞いに来るのはおかしいのです。
そして借金の返済については小春を経由しなくても父親と直接話せば良いとも思えます。
彼の独特のミステリアスな雰囲気は特別な人間関係を想像させます。
なお父親は美人ナースが大好きなので男同士の関係は心配しなくても良さそうです。
港のおじいちゃんのすすめで小春は神社にお参りします。
お賽銭には龍之介にコーヒー代としてもらった五円玉を使いました。
そこへ龍之介の声が聞こえて願い事はひとつにしぼりました。
このシーンは面白かったです。まず小春は声を聞いただけで彼の存在を確認しています。
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彼女の嫌そうな目線から驚きよりも声で知っていたことが分かります。
そして龍之介が神の声を演じていることも面白かったです。
小春の願いをかなえるのは彼なので立場としては神だということに合致しています。
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漫画「ハレ婚」6話を読んだ感想です。
龍之介は神社で十二年前に小春と出会っていたと言っています。
彼女は彼が現在二十五歳で二人の奥さんがいることに驚きます。
彼が何の関係も無い小春に軽く大金を出そうとするのもおかしな話です。
彼は無職だと言っていますが収入はありそうです。
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彼は不動産を持っていたり働かなくても生きていけるような人物だと私は思いました。
龍之介は急に小春にキスをしようとします。しかし彼女は頭突きをしてササッと逃げました。
彼は小春がお金だけをもらいたいと思っていることを指摘します。
彼女は彼がコーヒー代だと言っていたと反論します。ここは小春の苦しさが現れています。
誰もコーヒーのために大金を積んだりはしないのです。
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やはりハレ婚の第三夫人に小春を迎えるための金だと考えるのが普通です。
彼は前園家が借金で苦しんでいることを知っています。
ふたりが神社から帰るシーンは印象的です。小春は自転車で彼は徒歩です。
どうみても速度が合わない状態がふたりのギクシャクとした関係を表しています。
そして彼が彼女のパンツの色を指摘します。
彼女が気づいていないことを彼はたくさん知っていそうな気がしました。
この作品で扱うハーレム婚は様々な可能性を感じました。
夫人がひとりではないので色々な結婚理由が盛り込めそうです。
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